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考古学・民俗学主専攻

考古学・民俗学主専攻について  フィールドへの誘い  所属教員紹介

考古学・民俗学主専攻について

考古学・民俗学主専攻は、先史学、考古学、民俗学、文化人類学の領域から人類の進化、多様性、および斉一性についてアプローチすることができる分野といえます。4つの領域に共通する特徴の1つは、古代の遺跡や現代の異文化の生活の場に直接足を運んでフィールドワークを行うことです。2つ目の特徴は、フィールドワークに基づき、生活文化の総体的理解を深める点にあります。遺跡の発掘から得られる物質文化資料や、現地の人々の生活のつぶさな観察、彼らとの会話を通じて、過去と現在の人間社会の営みや多様性を考察してゆきます。

考古学・民俗学主専攻 先史学・考古学コース
民俗学・文化人類学コース

現場から考える

考古学・民俗学主専攻は、先史学・考古学コースと民俗学・文化人類学コースによって構成されています。先史学や考古学と聞くと、遺跡や遺物を手がかりとして人類の歴史を明らかにしていく人文科学(歴史学)の一分野、民俗学や文化人類学と聞くと、聞き取りや観察をつうじて身近な社会や異文化の姿を明らかにしていく社会科学の一分野、という印象をもつ人が多いでしょう。たしかにそれは、それぞれの分野の特徴をよくとらえていますが、じつは以上の分野はすべて「人類学=Anthropology」という総合的な学問分野に統合することができるのです。
人類学は、過去から現在そして地球上のあらゆる場所に生を受けた人類の様々な側面を、人文科学や社会科学のみならず自然科学をも動員して明らかにしようとするものです。その中で、とくに人類の文化的な側面については、その多様性や行動様式、社会構造などを明らかにすることを目的として研究が進められています。つまり、先史学や考古学は長い時間の中で蓄積された物質資料によって、民俗学や文化人類学は現在や近い過去の直接対話が可能な対象によって、それらの目的を達成しようとするものなのです。
これらの分野には共通する重要な調査手法として「フィールドワーク」があります。先史学や考古学では遺跡の発掘調査をつうじて、民俗学や文化人類学では実際の生活現場や儀礼などに加わって様々な情報を収集していきます。それらに共通するのは、現場の生の資料から考えるということです。そうした一次資料に向き合うには多くの困難をともないますが、それによって得られる成果は何ものにも代えがたく、そこに研究の独創性や面白さが生まれてくるのです。
考古学・民俗学主専攻は、以上のような人類学としての視点をもって設置された、日本では数少ない特色ある専攻です。ぜひこの専攻で学び、人類への豊かな眼差しをもって未来を切り拓く礎としてください。

准教授[考古学] 滝沢 誠

所属教員紹介

教員名担当コース職階研究テーマ
常木 晃 先史学・考古学教授西アジア考古学
三宅 裕 先史学・考古学教授先史時代の生業・技術の研究
滝沢 誠 先史学・考古学准教授古墳時代研究
谷口 陽子 先史学・考古学准教授考古科学・保存科学
内山田 康 民俗学・文化人類学教授人類学「南アジア研究、民主主義の人類学的研究」
武井 基晃 民俗学・文化人類学准教授民俗学「日本(沖縄)および台湾の社会・祖先祭祀」
中野 泰 民俗学・文化人類学准教授民俗学「日本および東アジアの村落社会・生業研究」