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HOME 学べる内容 言語学主専攻 中国語学コース

中国語学コース

広範な使用人口を持ち、悠久の歴史を持つ中国語について、そのあらゆる現象に対して言語学的に研究します。

中国語の多様な姿を知り、中国語学への理解を深める


上:留学先の北京にて
下:北京・毛家飯店の紅焼肉(ホンシャオロウ)

「中国語」と聞くと、ジェイ・チョウ(周杰倫)の歌やチャン・イーモウ(張芸謀)の映画を連想する人が少なくないかもしれません。また一方で『三国志』や『封神演義』などを思い出す人もいるでしょう。皆さんが已に親しんでいるこうした芸能・芸術以外にも、中国語は東アジアの広い地域において種々の形で影響を及ぼしているだけに、実に多様な姿を持っています。
中国語学コースは、空間的に広範な使用人口を持ち、時間的に悠久の歴史を持つ中国語について、そのあらゆる現象に対して言語学の立場から考えを深めようとするコースです。そのためには、中国語の基礎力を固めることが重要なのは言うまでもありませんが、中国の政治・経済から歴史・哲学にまで興味を持つことも大切です。
中国語学について幅広く学べば学ぶほど、知的スリルに満ちた中国語の世界が皆さんの眼前に現れるはずです。この広大な中国語学の世界を、我々教員とともに冒険してみませんか。

 

中国語学概論はどんな授業?

基礎科目として勉強する中国語の授業ではどうしても不足してしまう理論的な「なぜ?」を求めて講義を進めます。並行して履修する一般言語学の知識を中国語という個別の言語にあてはめてみることも楽しいことです。概論では、発音の初歩から、音韻・文法・語彙の各分野のアウトラインまで、最新の学界動向も紹介しつつ、体験を交えた中国語学の学び方や読んで面白く役に立つ図書の紹介なども行います。

授業科目の一例

  • 中国語学概論
  • 中国語文法論
  • 中国の言語と文化
  • 中国語論文演習
  • 中国語学特講
  • 中国語学演習

先輩たちの卒業論文

  • 中国語感情形容詞の使役形について
  • TV番組に見られる台湾国語-台湾国語らしさとは何か-
  • 民国期の上海都市小説に見られる外来語について
  • 中国語・日本語・朝鮮語の発見を表す表現について
  • 主語に関する中国語と日本語の対照研究
  • 『児女英雄伝』における可能補語の用法とその特徴について
  • 中国語の受動表現と使役表現

コース担当教員からのメッセージ

教員名研究テーマメッセージ
佐々木 勲人 中国語文法現代中国語の文法、とくに受身文や使役文、受益文などについて、日本語や英語などと比較対照しながら、中国語の特徴を明らかにすることを目指しています。
池田 晋 中国語学中国語の指示詞や“来(くる)、去(いく)”等の動詞について研究しています。とくにこれらの語が担う「接続」の働きに興味があります。

コースの声

卒業生賈 易陽

人文学類の中国語学コースでは、中国語を多角的な視点から見つめ、考察・研究しています。ご存じの通り中国語は、世界最多の使用人口をもつ言語です。近年の中国の経済力の拡大に伴い、今後ますます世界で使用されていくことでしょう。本コースでは、作文や講読などを通して、より実践的な中国語の能力を身に付けつつ、中国語を言語学的観点から学んでいきます。中国語学コースに進む学生は毎年あまり多くはないのですが、その分アットホームな雰囲気で、学生同士の仲はとても良いという利点もあります。授業中も少人数である分、とても濃密で得るものが多いです。中国語に少しでも興味のある方、または中国語をもっと深く学びたい方はぜひ人文学類の中国語学コースへ!
“欢迎你来中国语学课程!”