哲学 主専攻
人文学類の「哲学主専攻」は、「哲学・倫理学」、「宗教学」という2つのコースにそれぞれ3-4名の専任教員(さらに数名の非常勤講師)を擁しており、内容的にも、古代、中世、近現代の思想を万遍なく、また西洋思想のみならず、東洋思想に日本思想までカヴァーした全国でも有数の充実した学びの環境を提供します。学びのスタイルも、文献を緻密に読み解くものから実地調査を重視するものまで様々ですが、どのコースに所属しても他コースの授業を学修することが容易であり、質、量ともに申し分のない学修経験を積むことが可能です。
The College of Humanities has two Philosophy Majors: “Philosophy and Ethics” and “Religious Studies”. Each has 3-4 full-time faculty members (and several part-time lecturers) and offers one of the most comprehensive learning environments in the country, covering not only Western thought but Eastern and Japanese thought as well, with thorough coverage of ancient, medieval, and modern philosophy. There are a variety of learning styles, from intensive reading of texts to those that focus on fieldwork, but regardless of course, students can easily take classes in other courses, allowing for a learning experience that leaves nothing to be desired in terms of quality and quantity.
史学 主専攻
人文学類の「史学主専攻」には、「日本史」、「ユーラシア史(古代西アジア史、中国史、ヨーロッパ・アメリカ史)」、「歴史地理学」という3つのコースが設けられており、また、専門科目の単位として考古学・民俗学コースの授業を履修することが認められていて、国内外のさまざまな地域、さまざまな時代の歴史を、個々の学生の興味・関心に即した視角・手法によって追究することが可能になっています。
考古学・民俗学 主専攻
考古学・民俗学主専攻は、先史学、考古学、民俗学、文化人類学の領域から人類の進化、多様性、および斉一性についてアプローチすることができる分野といえます。4つの領域に共通する特徴の1つは、古代の遺跡や現代の異文化の生活の場に直接足を運んでフィールドワークを行うことです。2つ目の特徴は、フィールドワークに基づき、生活文化の総体的理解を深める点にあります。遺跡の発掘から得られる物質文化資料や、現地の人々の生活のつぶさな観察、彼らとの会話を通じて、過去と現在の人間社会の営みや多様性を考察してゆきます。
The Archaeology and Folklore Major allows us to approach human evolution, diversity, and uniformity of humanity from the fields of prehistory, archaeology, folklore, and cultural anthropology. One of the methodology in common across all four research fields is that fieldwork that takes place to go off to ancient sites or modern communities with different cultures. Furthermore, we could enhance holistic understanding of lifestyle and culture of these societies based on fieldwork. Though close observation of artifacts excavated from ancient sites or lives of modern peoples and conversation with them, we explore the activities and diversity of human society both past and present.
言語学 主専攻
人文学類の言語学主専攻は、人間の言語に関する研究全般を扱う主専攻で、言語の研究に関心のある学生を広く受け入れています。一般言語学コース(中国語学、仏語学、独語学、露語学を含む)、応用言語学コース、日本語学コース、英語学コースを置いています。
In the Linguistics Major, students learn about various aspects of human language. This major consits of courses in General Linguistics, which includes studies of the Chinese, French, German, and Russian languages, Applied Linguistics, Japanese Language Studies, and English Linguistics. 。
- 一般言語学コース 様々な言語を通して、言語の多様性と普遍性を探求します。 詳しく見る
- 応用言語学コース 個人と社会のレベルで、言語にかかわる諸問題を多角的・実際的に解決することを目的とする学問です。文章論、社会言語学、教育言語学など、他の研究領域と連結しながら研究することを志向しているほか、英語教育学を専門とすることもできます。 詳しく見る
- 日本語学コース 日本語の特徴について、音韻・表記・文法・意味・語彙・歴史など多方面から学び、日本語を分析する力を養います。 詳しく見る
- 英語学コース 英語学コースでは、言語を通して人間精神に迫る言語学の観点から、英語という言葉の背後にある様々な仕組みを学び、考察します。 詳しく見る